言語の開発速度について語るということ

CだろうがC++だろうがJavaだろうがC#だろうがPerlだろうがPHPだろうがVB.NETだろうがRubyだろうが、開発速度なんてものは同一組織である程度使っていれば平準化されて、大体同じぐらいになっていく気がする。
ノウハウやライブラリ、フレームワークの蓄積が徐々に開発速度を短くしていき、結局似たような生産性に落ち着くんじゃないのかな、とか。
(おそらくは生産性の向上曲線の形に違いは出るのだろうが)

「生産性アップ」なんて単語は、実際にはあらゆる言語で「優位性」をアピールする為に使用されるマジックワードとなっているのだが、「初心者にとって敷居が低い」ぐらいの意味しかないのかも。
まあ確かに「初心者を積極的にとりこむことにより人件費を低く抑えられる」という意味では「生産性アップ」(「敷居が低い」)という言葉は有効なのかもしれないが、リスクとか考慮すると、ある程度の経験者を揃えたほうが生産性は上がるわけだし、そうなると初心者の賃金の安さってあまりアドバンテージにはならんよな、とか。

「じゃあお前は言語の優位性は何で図れると思う?」って聞かれたら、「コミュニティの規模」や「文化」って答えるのかもしれない。

ってか、案件によっても、適応・不適応ってあるわけだし。