時間を安く見積もる傾向

どうも日本の企業社会は時間を安く見積もる傾向があるような気がして、
「40時間のものを16時間に値下げしろ」みたいな話が平気で通ってしまうのはどういうことか。

社員の時間を全て何らかのタスクに紐付けさせて、生産性測定の手段に使っている企業もあると思う。
が、横にタイムキーパーでもついてくれて、本人が意識せずとも勝手に計測してくれるならまだしも、
細かなトレースすること自体が結構な負荷がかかるとなるとどうにもこうにも。

「一日の時間はこのタスクで3割、このタスクで2割、このタスクで1割」ぐらいにざっくり切る程度であれば、それほど大変だとも思えないし、まぁうまくいくのかな。

また、案件ごとに時間を束ねるようにすると、当然、火を噴いている案件とかはとんでもない人x時間数になっていたりする。
「これなんとかしなきゃまずいじゃん」と誰でも分かるので、「見える化」効果でいいかもしれない。