エンジニアへの質問

頼られるエンジニアのコミュニケーションスキルをよんでふと。

営業君:「ちょっと教えて欲しいんだけど、これをこういう風に実現したいんだけど何か良い方法ないかなぁ?」 エンジニア君:「そうですね。いろいろやり方があります」  ・   ・  ・ 以上。

エンジニアどうのこうのの話ではなく、そもそも会話になってないというか、実は質問に答えていない気がする。
「良い方法教えて」という質問なのに(ってか文脈的にそうだろ、これ)、それに対する回答がないような。

その昔、自分自身、人から注意されて今でも印象に残っている言葉だけど。
「質問に質問で返しているだけで、結局何も質問に答えていない」

ただ、もうちょっと書くと、例えば「新しくSNSサイト作りたいのだけど、できる?」とか、漠然とした「XXXXできる?」という 質問自体に実はあまり意味がない。
そもそも「金と時間の制約がなければ」システム的にできないことなどない筈なのだから。
(「日本の首相になりたいのだけどできる?」とか不可能そうな質問も考えられるのだけど、ビジネスの場で、エンジニアに対してそういう質問が出ることはありえない)

まあ、松竹梅の提案をメリット・デメリットの説明付きで返してくれる人もいれば、「そもそもなんで必要なの?」という質問返しで終わらせる人もいるわけで、エンジニアというよりは人格(とかその人との関係性)って感じなのかも。