グーグルクローンについて私感

グーグルキラーとなるか--オープンソースで分散型のグーグルクローンを作る
P2Pを利用した「何か」のアイディアは昔から出ていて、おそらく検索エンジンもそこには入っているハズなので、今更目新しいものとは思われない。
ただ、個人的に今のところ成功していると思われるP2PモデルはメッセンジャーなどのIMだったりWinnyぐらいしかなくて、余程強烈なユーザメリットを提示しないと難しいのではないか、と。

人々の関心はPCのデスクトップアプリからサーバサイドアプリに移行しているのは明らかであり、各人のPCがノードとなり、それが一つの検索エンジンとして連携するというのはちょっと難しいのではないのだろうか。
むしろ特化型の検索サービスが公開APIを通じて緩やかな連携を図るほうが現実的な気がする。
100人いれば100通りの検索スタイルがあってもいいかと思うし、まだまだその理想には程遠い訳なのだが、「プチグーグル」を作るのはそれほど技術的な敷居が高いとも思えないので(データ量には目をつぶる)、もう少し特化型の検索サービスが出てきても面白いとは思うのだが。
クローラと文章解析と検索がコモディティ化します
ちなみにSecondLife内からとか、ぐるなびAPIの利用とかできないのかね、どうでもいいけど。