女性特有の「アシスタント志向」というもの

憶測な話題。

求人の話で、
「プロデューサーやディレクターの募集だと全然来ないが、アシスタント募集に切り替えると、女性からの応募が一気に増える」
なんてことを聞いたことがある。
「アシスタント志向」が多いのか。

ところで「アシスタント志向」とはなにか?
「アシスタント志向」の人は頼まれ仕事は非常に優秀にこなす。
「これこれお願い」と依頼すると、素早くそしてすごく丁寧に正確にリターンが戻ってくる。
つまり、「仕事がよくできる」。
だからまぁ職場ではものすごく重宝される。

ただし、著しく上昇意識が希薄な為、あまり自分の担当業務領域を増やそうとはしない。
「これがやりたい!」ということは決して言ってこない。
彼ら(ってか彼女達)が得意なのは「作業をこなすこと」であり、「人を動かしてどうのこうの」というのはおそらく力量的には可能なんだろうが、やろうとはしないように見受けられる。

最初、この「アシスタント志向」という傾向に気付いた時、「あら」と思ったのは、・・・身の回りの話に限定すれば、「アシスタントのままがいい」という男性はまずいなかったから。
女性で考えれば、(「リーダ志向」や「独立志向」を目指さず)「アシスタント志向」の人は結構な比率でいるみたいなのだが。

と、印象で性差を語ってしまうので、なんだか不誠実な気もするのだが、別の会社で働いていた時は全くもってそんなことはなかった。
「アシスタント志向」の女性は殆どいなかった・・・ってか、管理職も半分以上は女性だった気がするし。
環境によって変わるのかしら。
件の「アシスタント志向」の女性からの応募が多かった会社もどちらかと言えば主婦向けサービスだったのですが、そうなるとがっちりと責任関係の中に組み込まれるよりも、アシスタントとか軽い責任で関わったほうがラクだと考えるのかしら。