Googleの話、モチベーション競争

嘘か誠か?元社員が明かすグーグルの職場環境と待遇
はてブでも指摘されていた点だが、

# 「Googleは、前職での経験にはいっさい価値を認めていない。Googleが非常に重要視するのは、とにかく学位、それも特にスタンフォード大学の学位だ」

文系の自分には耳に痛いなぁ。

Googleも人事評価や採用の点などで大きな欠点を持っているかもしれない。

考えられるのが、有名なサービスかプロダクトを立ち上げてそれが名刺代わりになっているか(門外漢でも非常に分かりやすい)、そこそこの大学を出た新卒学生か、それ以外の点に対する「評価眼」があまり優れていないのではないか?ということだ。
社会経験が少ないとよくあるのかなと思うのだけど、そこそこの実績のある人・・・これが一番多いと思うのだが・・・を採用し評価するとなると、途端に目が曇ってしまう。
人を評価するにはそれなりの「材料」が必要なのだけど、その引出しが不足している、ということだ。
ただGoogleみたいに自分達のやりかたに圧倒的に自信を持っていれば、中途だろうがなんだろうが「Google色に染め上げるだけ」の話なので問題はないのだろうけど。

あと気になったこと。

「従業員は基本的に、毎日午前10時から午後6時までは社内にいる。けれども、ほとんど全員、1日24時間365日メールで連絡が取れる状態にあり、たいていの人は夜、家に帰ってからもずっと仕事をしている」

もしかしてモチベーション競争になっているのか。
自社サービスにはありがちな傾向だと思うけど・・・趣味の絵画と同じでよくしようと思えば幾らでもそうできるから・・・、なんらかのノルマが設定されてなければ、「よりよいこと」の追求になりプライベートがどんどん侵食されていってしまう。

なんだろね、「仕事に熱中すること」は素敵なことかもしれませんが、「所詮、生活する為にやっていることじゃないですか」(by 香山リカ)。