信頼関係がない

偽装請負を生み出しているのはだれか
俺たちはES細胞じゃない - 労働が市場化しない理由
IT業界のタブー「偽装請負」に手を染めてませんか

労働市場がないわけじゃないけど、層が固定された水平スライド方式だから、転職をきっかけに(給与が)より高次のステージに移動するというのはなかなか難しいのじゃないのかな。

そもそも景気の上昇傾向がずっと続いている・・・成長しているにも関わらず、給与にちっとも反映されてないという状況がまずいのではないかと思う。
経営者と労働者の間の信頼関係ってないでしょ、こういうことが続くと。

外需頼みで新興国とガチンコでやりあうような産業構成だとそりゃあムリは出るよな。

あとこんな記事見つけた。
諸外国における有期雇用契約規制の状況について
そもそも現時点の日本の労働者保護の体制がフランスなどEU諸国並みということはないらしい。

雇用規制を強化したら失業率が上がることは、実証的にも間違いない。問題は「正社員の解雇制限を弱めたら、労働市場が流動化する」かどうかで、これについては、おっしゃるようにES細胞(単純労働者)については効果がある(弾力性が高い)が、熟練労働者ではむずかしい。しかし最近は、研究職でも契約ベースの雇用が増えている。現実には、そうして徐々に多様化していくしかないだろう。

単純労働については、人材派遣の子会社を作り、そこで雇用調整を行っているところも少なくはないと思う。

ただ、労働市場が流動化・・・平均勤続年数が短くなれば、内需にはあまりよい影響を与えない・・・高い買い物が出来なくなるとか・・・気がする。