Web2.0の次は無機質な文章で覆い尽くされるノイズな未来かもね

Web2.0って言葉は最近ようやく聞かなくなったね。

「はてなダイアリー」ヤバい、というかブログ全体がもうヤバい
なぜ今ごろ「はてな村(ブログ全体)」の衰退に関するエントリーが人気に
Alexaの現状分析

ところで、

ここ1年半ぐらいの変わり具合としては、ブログがアフィリエイトのためのツール化が進んで、読み物として面白いのを見つけるのは、その量に対して大変になりすぎている、という感じでしょうか。実生活を書く実名のブロガーが、それなりの守秘義務を果たしながら書いているブログは、じわじわと多くなっているみたいなんですが、圧倒的に多くなっているアフィリエイト・ブログに埋もれてしまっている、みたいな。


これもやや古い記事。
はてなに集まるネットイナゴ
ノイズの書き手が人であるうちはイナゴをノイズと一刀両断するのはまだ可愛くて、ブログを書いている人であれば、機械的に生成されるトラックバックスパムの多さにウンザリしているはずだ。
検索エンジンにしろ、まとめサイトにしろ、「無人化」が進行するのであれば、それに呼応するように収集対象のブログやコンテンツも「無人化」していくのは当然なのかもしれない。

Web2.0がPUSH型のコンテンツワールドだとすると、無人生成された文章がノイズとしてネットを覆い尽くすのがWeb2.0の次の世界かな、という気がする。
(ネットでの挙動はすべてロボット化することが可能だ)
まぁフィルタリングの技法も向上しているわけだし、そこに希望もあるのだけど。

ノイズを発生させないクローズドでクリーンルームのようなエコシステムとか。
ただそれはすごく狭いものになるのかもしれないけど。
(例えば、RSSリーダとか極めて個人的なツール。当然、フレーム問題発生)