書籍『ソフトウェア開発 201の鉄則』読了
Amazonで100円で売っていたので買って読んでみた。
ナンチャラの法則みたいに軽めかなぁと思ったけど、割と濃いんだよね、書かれている内容。
まぁちょっと古臭いけど。
一番、印象に残ったのはこれ。
原理201 システムの存在そのものが進化を促進する
本来の顧客ニーズが全くぶれなかったとしても、システムが投入されることそれ自体で環境が変化し新たな問題を発生させるので、進化を促進させるというもの。
つまりは「変化ヲ抱擁セヨ」ということか。
変化を認めないやりかたというのは結局ビジネス的な都合にしか過ぎない。
システムが変わることにより、更にまた新たな問題が発生する。
かつて、日本において、受託がパッケージより好まれていたのは「変化を許容できる」利点もあると思うのだけど、それを考えるとASP的アプローチ・・・随時、変化を許容できるシステム構成にしておく、というのはやはり次の開発手法としても意味があることかなぁ、とは思う。