新年一発目の東洋経済は北欧特集だった

新年一発目の東洋経済は北欧特集だった。
フィンランドノルウェースウェーデンデンマークが平等と経済成長を如何に両立させているか?というお話。

以下、興味深かったことメモ。


北欧の労使関係専門家の話。

「北欧諸国の労働者は企業に柔軟性を与えることに積極的だ。その見返りに保障を手にできると信頼しているからだ」 「みんなでこの制度を支え、同時に恩恵を受けている」 「私たちは高い税金を払っている。けれども給付を受けるのも私たちだ。みんなが病気になる、みんなが教育を受ける、みんなに失業のリスクがある、みんな歳を取る」 「制度に普遍性があるため、豊かな人もこの制度によって恩恵を受けることができる。そうでないと、やがて中高所得層が、自分たちは恩恵を受けられないのに、なぜ高い税金を払わなければならないのか、と疑問を抱き始める」


ただ、公共部門の雇用の増大、病気休暇や失業給付への「ただ乗り」といった問題はないわけでもないらしい。

まあでも日本も今後の参考としていくのだろうな。
となると、やっぱり消費税が上がるのかね。