「ブログ論壇の誕生」読了とか

読んだよ。面白かった。



ここ1年ぐらいの間に話題になったことをぼちぼち取り扱っていて、
とりあえず毎日新聞の海外サイト騒動まで。

年金問題アフィリエイトの話やトリアージ論争は知らんかった。
結構、インターネットっ子なつもりなんだけどね。

ブログ論壇は成熟した公共空間になりえるか否か?ってことだけど、
これはもっと便利なシステムが出てくるかどうかってところなのかな。
まだまだ便利になってほしいなと思うことはたくさんあるし。
足りないが故に起こっている混乱も多いしね。

ただ、ブログで盛り上がる話題って、明確な敵が存在している場合だよね。
重要な問題というのは、解決すべき困難がそこにあるだけで、そもそもどこにも敵なんていない筈なのに。
「攻撃を続け優劣をはっきりさせる」のが目的ではなく、
「互いに間違った部分はあるかもしれないが、この困難をよい方向に導こう」
といったようにディベートリテラシーが育てあがってくればいいのかな。
これだけあーこーだ言える環境も整ってきたのであれば、
多分うだうだやっている間に鍛えられそうな気もする。