コモディティ、B2C、B2B

パソコンのコモディティ化とIBMの撤退 より。


コモディティとは、日用品を指し、消費者がどこのメーカーが作ったものかにこだわらず、基本的な機能さえ備わっていれば購入するものです。
塩、砂糖、ティシュペーパー、洗剤、ビニール傘などがその例です。
当初高付加価値であった先端技術が一般的な技術となるに伴い、商品としての付加価値が低下します。
これが「コモディティ化」であり、商品価格の急激な下落によって製品の収益性が低下します。



最近になってよく「コモディティ」という単語を目にしますが、ここの説明でなんだかすっきりしました。
「技術の陳腐化」にちょっと似てるかな、違うかな。

それはそうと、先々進むのであれば「B2C」ではなく「B2B」方面だろうなぁ、と前々から思っていたのは、ここで述べられている「コモディティ化」をより避けられそうだろうからかなぁ、と思ったり。
企業の業務システムと異なり、一般ユーザ向けのシステムって、オープンになっている分、仕組みが一般化されやすい。
トレンドになれば一気に「コモディティ化」するといいますか。

っていうか、参入障壁の低い業界って疲れるしね。