作るのは楽しい、でもお金儲けがしたい

ユーザの要望を聞いてシステムを作るのって楽しいし、
まだ世間的には普及していないようなやりかたでシステムを作るのも楽しい。

儲かればもっと楽しいのに。
面白そうなシステムの話ってあるのだろうけど、なかなかお金がついてこない。
「ここはこうすればいい」「こういうふうにやればもっとよくなります」みたいな話があってもやっぱり予算が限られているのでうまく動けない。

システム開発って人件費が殆どだから、他の業界に比較しても、原価率がやたらと高いと思うし。
パッケージとかハードで金を稼ぐ・・・っていうのも今更なぁ・・・。
知財にしても、アプリケーションに関しては、こんだけバンバン特許が公開されて、オープンソースになっていくんだから、先が見えてるでしょう、きっと。

なんって言うのかな、システムだけ売っても儲からなくて、よりユーザが儲かるビジネスプランもくっつけて売らなきゃ、そりゃあ予算だって出てこないしな。
間接部門的扱いではなく、収益を上げる部門にならなくては。
てっとり早いのはEコマ―スとか?でも今のところ売上を上げる一番の近道って、宣伝費かければナンボの世界でしょ。
システムの力でそこは突破できないかな。だからこそGoogleは素晴らしいのだけども。

前に人から聞いた話だけど、携帯コンテンツの盛り上がりもほぼ飽和状態で、新しいサイトを立ち上げて、最初はPVも上がるんだけど、その後は下がっていくばかりで決してそれを上回ることがないとか。
絶え間なく新しいコンテンツを提供していくしかないんだが、そのサイクルがどんどん短くなっていくのか?

いっそのこと「このサービスは5年間存続させます」という宣言をしてサイトか何かを立ち上げようか(笑)。

繰り返しになるけど、間接部門的扱いの業務まだまだ圧倒的に多い気がするんだよね、ITって。生産管理にしろ経理にしろ今まで人件費がかかっていたところを減らすだけの「守りのIT」で「攻めのIT」ではないわけだ。
それって安泰ではあるけれども、システム導入で劇的に儲かるとかそういう構図じゃないしなぁ。
「経費を減らす」のではなく、「売上を増やす」システム案件っていうのがもっともっと盛んになればいいのに。