Web業界は転職ラッシュなのかしら

ここを見て色々思ったこと。

身の回りの話からすると、以前いた会社が今の時期ものすごい入社ラッシュ、退社ラッシュとなっている。
ただ、決して「ヤバイ会社」という訳ではなく、一つの節目を迎えたというのが大きなところか。

多分、似たような境遇のWeb屋さんって多いのではないだろうか。
振り返ってみれば、この5年間はWebが爆発的進化を遂げたのだが、一方でWeb業界内の各企業の「立ち位置」も結構決まってきた5年間だったと思う。多くの「軌道に乗った」Web屋では「まあ大体やること決まってきたよね」という感じではないだろうか。
だから今いる環境に飽きちゃってしまい、飛び出す人も多いのではないかと。

・・・なーんてこと書いているけど、Firefoxとか停滞気味の場所にいきなり伏兵登場なんてこともあるぐらいだからまだまだ分からない部分はあるけれども。元々参入障壁低いし。
それにブレイクスルーの材料はまだまだいくらでも揃っているわけで(定額フルブラウザ携帯、著作権をめぐる新たな定義とか)、幸せな状況は続くのかなぁ、と勝手に思ったりはしているのだけども。

ただ、SI業界の観点ですと、アウトソーシングへの反省が来ている状況なんで、多くの企業では、正社員としての長期雇用に方針を転換していると思います、多分。
そう考えると、シリコンバレー企業でよくとられているスカンクワークの推奨とかは結構有効なんじゃないのかなぁ(Googleで就業時間の2割を個人的なプロジェクトにあてていいというアレ)。
日本でも似たようなことをやっている会社がぼちぼち出てきていると思うけど。

っていうか、人件費の5分の1をそういうのに割り当てられるのって凄いな。