月額課金が既存売り切り収益モデルを圧倒する

オリンパスはどこでどう道を間違えたかより、なかなか興味深い言説。

この1年でデジカメの何が変わったのか。デジカメはおそらく変わってない。変わったのは「携帯電話」である。そう、数百万画素のCCDを積んだ携帯電話が当たり前のように手に入るようになり、普及クラスのデジカメは携帯電話と価格比較されるようになってしまった。デジカメ屋にしてみれば「携帯電話なぞと一緒にされるなど心外」もいいところだろうが、後で月額課金できる携帯屋と売り切りのデジカメ屋では、価格で勝負になるわけがない。
「月額課金」・・・なかなか魅力的な方法ですな。
エンタープライズ系システム要件に対し、スクラッチ開発やらパッケージ販売やら色々手段はあるだろうが、「月額課金可能」が故にASP的手法が圧倒的に有利な気がする。
「イントラとどう融合させるか?」「セキュリティ確保はどう行うか?」とか問題はあるけど、・・・まぁ要件を細分化させ個別最適化対応を行ったり、SSLとかVPNなどの手法を適時対応させたりすればなんとなく可能じゃねーの?って思ったり。

また、問題の一つが「カスタマイズ性」・・・それぞれの企業特性にどうやって合わせていくか?ということなのだが、ここの方法論は個人的に一番気になるところでもあったり。

ってことでとりあえず管理会計ASPを早く誰か作ってくれ。
容量ならぬトランザクション数に合わせて料金コースを設定できるようにすれば、なんとなく収益の辻褄があってくるような気もする。