MSAccessについて雑感

Accessの資産はどこまで.NET化できるのか?を読んで、ふと感じたこと。
多分、上の記事にはあんまり関係ないかもしれませんが。

個人的な話をすれば、入社してすぐに(つーか実際には入社前から駆り出された)COBOL案件に放り込まれ、そのあとMSAccessの案件に入ったわけです。

なのでCOBOLはともかくとして、MSAccessに最初触れたときはそんなにプログラムに親しんでいなかった頃です。
ただ、そのときの印象ですが、
「プログラムってこんなに簡単なの?別に専門家に頼まなくて欲しいものは自分達で作ればいいじゃない」
といったものでした。

その後、MSのVC++を触ったりして、相当めんどくさい世界があるのを知るのですが・・・。

ただ、MSAccessの扱いの簡単さというのは極めて重要で、Excelもそうなのですが、世の中にはこういったツールを使う為のとっても分かりやすいTIPS本が溢れていて、それ読んで勉強すれば、専門家ではない業務担当者でも自分達好みのツールを作れるんじゃない?と今でも思うわけです。

そもそも企業内のシステム部にしろ・・・金融の第○次オンラインとか大規模系は別ですが・・・、立ち上げ当初は、MSAccessとかExcelをそこそこ使いこなしていた人が「実はシステム関連の部署を新たに立ち上げようと思っているのだが、君、PC詳しそうだしちょっとやってみないか?」って感じで配属されていたのじゃないのかなぁ、と。
言ってしまえば、「業務の効率化の為に片手間に覚えていたこと」が始まりなのですが、なんだかそれが今となっては必要以上に重要視されている部分もあるかと思います。

Web登場以降、MSAccessなどこの手のツールはなかなか脚光を浴びなくなってしまい、それはそれで寂しいですね。
色々と問題はありますが、適用させる部分をうまく考慮すればこれほどコストパフォーマンスの高いツールもないと思うのですが。

あと「プログラマーって商売もそのうちなくなるんじゃねーの?」とも当時思いました。
まぁ実際にはITがあちこちに蔓延ってしまい、むしろ足りてないぐらい。