やる気の出させ方

やる気の出させ方についてふと。

成果主義批判の文脈でよく出てくるのが、高橋伸夫氏なんだけども、彼の主張する「『次の仕事』で報いるのが日本型年功制」というのはこういう場合でもよく当てはまっていて、「次の仕事が期待出来ないような現場であれば、それなりのことしかやらない」ような気がするけど。

ところで、これはどちらがやる気が出るのだろうね。

  1. 2ヶ月で400万貰える仕事
  2. 2ヶ月で200万しかくれないけど、その後、継続的にいい仕事を回してくれる「かもしれない」仕事
営業的に正しいのは1のような気もするけど、実際に現場の人間をよく働かせる為には後者のほういいだろうね。
お金が貰えるのが確定した瞬間、もし次の仕事が全く期待出来ない状況であるならば(うーん、これも極端だけども)、必要最低限の働きしかしないだろうし。

あと技術屋のモチベーションを上げる参考という意味でこれも。
下請けのコントロールに彼らの職人的プライドを利用する

いやー、にしてもだ、システム業界の人間って下請けとかのやる気を鼓舞するのがホント下手だと思うよ。