情報のブランディング

認知の外部化問題、「自分の認知外の領域の話題は知る術がない」。

至極当たり前の課題だが、Webの発展等により、急速な勢いで人々はその認知領域を広げている。
とはいうものの、認知外のものというのは至って存在しており(形而上学的に考えればそりゃそうだ)、その領域を如何に拡大するか?がそもそものITサービスの重要な使命なんだろうなぁ、と思う。

PodcastingソーシャルブックマークWeb2.0によるメタデータの流通も目指すところは一緒だ。

GoogleBase も「オープンなDBを提供することで」多分狙ったところは一緒だと思う。
・・・でもね、(将来的には個々人がWebサーバを所有する時代になると思うので)情報が一箇所に集中しているという状況はどうなのかね?
多分、そんなことは杞憂で、YahooトップバナーだったりメルマガだったりテレビCMだったりと、発信者からしてみればチャネルが増えただけ、という状況に落ち着くかもしれないが、個々人が自分の責任下で情報を発信するのと、GoogleBaseに情報を集約させるのは大きく意味が違ってくるのではないか?と。

「誰が発信したのか?」(情報のブランディング)というのが重要なんだけども、GoogleBaseは、そこの部分はどう担保する?
(まぁ発信者のサイトも紐付けできるようになるんだろうけど)

いや、あれだな、これからは「情報のブランディング」だな。