ラボ

Gooラボなんてあるのね。
Googleラボは有名だが、サイボウズラボだったり、最近は自社のR&D的取り組みを広く開示しようとするIT企業が目に付く。
ブランド活動の一環なんだろうな。
でもこういうのは面白い。

一ヶ月ぐらい前(!いまやもう一ヶ月も前!)にこことかここで「Web2.0Geek向けのマーケティングである」と看破されている訳だが、まぁそれはそれでいいんじゃないの、と思う。

ラボ話と絡めて話すと、Geek向けの広告活動が増えてきたと言うか。
アルファなんちゃらとかいう人達に取り上げられればよいのかな、と言うか。

話は変わって、紅白の出場歌手が発表されているのだが、知らない人多いなぁ、テレビ見ないからかな、WaTって誰?

RSSは知っているけどWaTって誰?っていう人もいる一方で、
WaTは知っているけどRSSって誰?っていう人もいる。

インターネットの普及により入手する情報の偏り・・・興味のある情報だけしか頭に入れなくて済む・・・という状況がますます顕著になってきていて、もしそのセグメントの中だけで十分に商売が成立するのであれば、Web2.0ってラッパを吹くだけでゴハンが食べられるのならそれでいいじゃない、別に一般の人々が知らなくてもさ、とも思う。
(そもそも「一般」って何?)

まぁ何にせよ、ラボという公開実験の手段は有効なのかもしれない。
標準化団体を組んであーでもないこーでもないとやるのも一つの手だろうけどさ。
でも例えば使い勝手のいいツール(とかWebのサービス)にAPIプロトコル組み込んで配布して、そのプロトコルが普及さえすれば、あとはビジネスモデルはどうにでも組み立てられるんじゃないの?という気もする。(プロトコルビジネスモデル)