どういう人員を投入するか、人月の神話とか

「人員を投入すればする程、コミュニケーションロスが発生する。人員投入という策は銀の弾丸とはなりえない」
というのが『人月の神話』のお話。

まぁ人月の神話自体はほぼ間違ってはいないと思うのだが、
人を投入しなくてはならないときはやはりするべきなのであって、
じゃあ「どういう」人員を・・・否、「どういうポジションに」投入するかだ。

コミュニケーションロスの増大が新たなリスク要因となるのであれば、
「じゃあなるべくコミュニケーションロスが発生しないところへ投入しよう」となるのは当然であって、
単純作業であったり、少しぐらいコミュニケーションロスがあってもまぁ何とかなるだろう、ってところから投入するのは自然に導き出される結論か。

このとき既に参加しているメンバーには
「簡単な作業だからと言って自分の貴重な時間を浪費して行わないように」
という節度ある態度が求められることになる。

「誰が何をやるか?」というのは意外と重要で、
きちんとしたところは開発環境管理者とかドキュメンタリーを専任でお願いできるのだけども、
そこまでPMの頭が回っているのであれば、そもそも火も噴かなかったと言いますか。