Smartyの使い方サンプル

技術メモ

PHPだとテンプレートエンジンとしてSmartyを使うことが個人的には多いのですが、
他の人はどう使っているのかな？と思いつつ、自分はこう使っているというメモ。

Smaryt を直接呼び出さずに継承クラスを使って利用してます。
（クラス変数としてSmartyオブジェクトを持つ形式もあったのですが、使い勝手が悪そうなのでとりあえずパス）
で、例ですが、継承クラスSdSmarty を定義しているソース。
（SdSmarty.class.php とかしている） [php num=1] function _get_smarty_prefilter($source,&$smarty){ return mb_convert_encoding( $source, mb_internal_encoding(), 'SJIS'); }

function _get_smarty_outputfilter($source,&$smaty){ return mb_convert_encoding( $source, 'SJIS', mb_internal_encoding()); }

class SdSmarty extends Smarty {

function SdSmarty(){
    $this->left_delimiter='<{';
    $this->right_delimiter='}>';

    $this->template_dir = DIR_BASE.'template/';
    $this->compile_dir  = DIR_BASE.'templates_c/';
    $this->config_dir   = DIR_BASE.'config/';
    $this->cache_dir    = DIR_BASE.'cache/';

    $this->register_prefilter('_get_smarty_prefilter');
    $this->register_outputfilter('_get_smarty_outputfilter');

    $this->security = true;
}

} [/php] left_delimiter、right_delimiter は パラメータの区分文字列で、通常は「{」「}」なのですが、
テンプレートにJavaScriptなどがある場合、使い勝手が悪いので、Xoops風にしてます。

template_dir、compile_dir、config_dir、cache_dir はテンプレートディレクトリ等の設定。
DIR_BASE を別の設定ファイル等で定義するようにしておいてます。
「定義子としてDIR_BASEはベースとなるディレクトリを設定する」そのルールさえ守っていれば、まぁ割と汎用的に使えるかな、と。

regist_prefilter、register_outputfilter は「テンプレート解析前処理」「テンプレート解析後処理」を定義しておけます。
上のサンプルではテンプレートファイルがSJISで記述されていると仮定して、文字コード変換処理を設定してます。

security は セキュリティの設定です。
Smartyの中でもちょっと危なそうな処理を制限します。
http://sunset.freespace.jp/smarty/SmartyManual_261J_html/variable.security.html

でもって、実際に呼び出しているソース。 [php num=1] $smarty = new SdSmarty(); $smarty->assign( 'username', $username ); $smarty->display( 'list_user.html'); [/php] 特に変わったことしてないですね。
まぁ大体こんなものではないでしょうか。