「今後とも色々と教えてください。宜しくお願いします」

2、3年前の話。
某システムの打ち合わせで駆り出されたのだが、
そのシステムを構築した大手SIerも会議に参加していて、
色々とそのWebシステムの留意事項や疑問点などをあーだこーだと指摘したことがあった。

彼らはシステム構築自体についてはしっかりとした考え方(少なくても当時の自分よりかは優秀)を持っていたと思うけど、
それでも色々と指摘するポイントがあったのは多分Webに不慣れだったのだな、きっと。

で、会議も終わりのときに彼らのリーダっぽい人が言った言葉。
「今後とも色々と教えてください。宜しくお願いします」

大企業所属の人達特有の「余裕感」のなせる業かもしれませんが、
(本音は違うかもしれんけどそんなことは関係なくて)
こういうことをきちんと言えるのは技術者・・・ってかビジネスマンとしてものすごく偉いなぁ、と思いました。

というか、人の「持っていること」に対し、敬意を払うポーズすらしない技術者が如何に多いか。
「知っていても知らない振りをする」重要性を学ぶべき、だとは思う。

(こういうのに美徳を感じるのは日本人だからかな。でもリップサービスが重要なのは万国共通な気もするけど)