コンストラクション・マネジメント

コンストラクション・マネジメントによる建設工事の発注

一方でコンストラクションマネジメントという発注方法では、発注者側が何社もの専門業者にそれぞれに個別に発注します。鉄骨工事・外装・電気設備・空調等々とそれぞれの工事ごとに分離分割して発注します。そしてその工事ごとに競争入札を行うことが多いようです。
ゼネコンへの一括丸投げ発注の否定なのかな。
もちろん一般発注者にそのようなことはできません。そこでコンストラクションマネージャーと呼ばれるプロが発注者側につき、発注者に代わり業務を進め、スケジュール管理まで行います。このマネージャー報酬を払ってでも工事費が1割2割安くなるケースが多いようです。
見積もり明細の「見える化」なんでしょうね。
コストダウンばかり注目されているみたいですが、発注者の心理としては「お金を払いたくないわけではない。金額に納得したいだけだ」ということなのかな、と思います。