PHPのいま

以前の記事から引用すると、

  • 開発環境のJava
  • ライブラリのPerl
  • WebアプリのPHP
という気がするのですが。

PHPのコマンドラインインターフェイスを使ってみる

Perlが他の言語を見下さない言語だとしたら、PHPは自虐の言語だと思います。 「所詮PHPだし」「そういうのはJavaでやればいいんじゃないかな」 そんな発言をしているのを、初心者だけでなく、「PHPが得意」といって使っている上級者からもよく聞きます。見下され続けたせいでしょうか?
自分もよく「所詮PHP」的な言葉を使いますね。 ただ、内部設計の話とかが出てきて、「Java的なものになろう」というプレッシャーが強くなったとき、それへの牽制として使います。 自分の触れているPHP開発環境があまり豊かじゃないというのがあるかもしれませんが、Javaで当然とされているようなOOPの方法論で開発すると相当しんどいというのが実感です(Java+Eclipseだからそこそこの生産性が出るんだよ)。

で、ここ1、2年ぐらいのトレンドですが、「PHPの30%は業務系でできている」「PHPの25%はフレームワークでできている」って感じで、業務系案件への採用が非常に多くなったというのが実感としてあります。 フレームワークの話も増えてきたのはそういった需要があってなのですかね。

結局、業務系への採用も増えたため、Javaと対比されることも多くなり、自虐的にならざるを得ない機会も増えたのかな。

で、業務系案件への参入は結構成功している気がするのですが、セマンティックWebな話があまり出てこないのは寂しい気もします。 ライブラリの充実度もそうですが、geekの力が必要とされる分野においては、Perlの一歩後を行ってますからね。 (やっぱり自虐的だ)