エンジニアはスーツの声に耳を傾けないがエンジニアに引き寄せられる

人材不足?の背景とか読んだりしてて、ぼーっと思ったのだけども、エンジニアの気質の一つとして、「教えたがり」というのがあると思うけど(技術的なことを聞かれたら嬉々として話し出す)、「教えられたがり」というのもあると思う。

自分自身の感覚になるのだけども、社員のブログとかで自社の運用メソッドとか技術ノウハウを公開しているところは目につくし、「優秀だなぁ」と思うエンジニアとはやっぱり一緒の職場で働きたいと思う。

まぁ守秘義務とかにこだわらずに積極的に情報発信をしているところも多いのだが。

中小企業の採用担当者が理解しておかなければならないと思うのは、人材雇用市場において、そういったオープンマインドな会社との競争原理が働いているということであり、それを考えると多くの企業は努力が足りなすぎのようにも見える。

例えば・・・、 昨晩、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組でサキ・コーポレーションが取り上げられていた。そこで、CTO(社長の旦那)の顔が初めて見えたのだけども(ってか正直この会社自体よく知らなかった)、リクナビのエントリーからはそれがあまり伝わってこないのは勿体ないかと。 エンジニアにとって見れば、社長の思いより何より、まずCTOの声を聞かせろ、と。

簡単に言えば、エンジニアはスーツの声にあまり耳を傾けないものだが、エンジニアに引き寄せられるものだと思う。 エンジニアはスーツの美辞麗句だけではなかなか集まらない。 エンジニアはエンジニアに集めてもらうのが一番効率がいい気がする。