思い付いたITビジネスは学生にお願いしてみる

その昔、「学生のうちに海外旅行しておいたほうがいいよ」と言われたことがあるが、むしろ「学生のうちに起業しておいたほうがいいよ」なのかなぁ、と思う今日この頃。

学生の特権について。

  1. 自由に使える時間が豊富にある。
  2. 扶養家族など守るものがないので、一年目の利益はゼロといったことも可能。
  3. 友人などお金でつながっていない人脈がある。
  4. よくも悪くも固定観念がない。
  5. 多少の失敗でも「学生だから」ってことで多めに。

起業の際に、人脈やお金ではなく(作りこみの)時間が必要になるビジネスっていうのは社会人よりむしろ学生のほうが始める(始めやすい)アドバンテージがあると思います。 ある程度年齢を経てしまうと、どうしても失敗のリスクが大きくなってしまい、裏付けをとらなければならなくなりますからね。

だから思い付いた(設備投資よりむしろ製作時間等が要求されそうな)ITビジネスがあれば、それを学生にお願いできる仕組みがあればいいのですが。 ただ、「自分が考えたのではなく人から与えられたビジネスは面白くない」「友達と遊ぶ時間を削る程にはビジネスには興味が出ない」「同世代以外と関わるのが苦痛」「思い付いた側とそれを行う側の両方とも幸せになる構図があるのか」という問題があるけれども。

とりあえず、一度、学生同士の集まりとかに行ってみようかなぁ。 ってかね、学生と企業のマッチングシステムがあればいいのかしら。 個々人のレベルで、そういったコネクションを確保できている企業もあるにはあるけど、もっとオープンに交流できる仕組みがあればいいのかな、と。