社員としてのやる気、技術者としてのやる気

とりあえず優秀な技術者は優秀な社員であるというわけではなくて。

「業務としてのプログラム」「趣味としてのプログラム」を分けて考えるようになると、 「つまらなくても早く帰れる仕事回してくれないかな、自分のしたいプログラムはプライベートでやるから」 ってことになってしまうような。 仕事と趣味が近い内容であるならば幸運だろうけど、そうでないならばこういう形になってしまうのは仕方ないだろう。

というか別にこれはプログラムとかシステム屋に限った話ではなくて、例えばWebプロデューサでも似た側面があると思う。 ユーザありきのサイト構築と自分の趣味のサイト構築というのはまるで違うだろう。

スカンクワークに会社内プロジェクトとしてのパブリシティを与える(アンダーザデスク、20%ルール)施策もあるにはあるのだが、とりあえずそういう施策をとってない企業であるならば、「趣味でプログラムやっているんだから会社の仕事もあまり苦にはならないでしょ」という思い込みはとっとと捨てた方がいい。

そうなると「趣味プログラムの時間をいかに確保するか?」が重要になるもんで、「早く帰れる業務」がやっぱり仕事を続けていくモチベーション維持には欠かせないのかな、と。