絶望体験と賛美

「私は今までAと仕事をすることが多かった」 「だがAの悪い面が目立つようになってきた」 「私はAとの仕事は絶望した。これからはBの時代ではないか?私はBとの仕事だけするようにしよう」

本来であれば、これに続きがあってもおかしくない。

「私はBとの仕事も絶望した」 「結局A、Bともにいい面もあれば悪い面もある。絶望の理由をA、Bというくくりに理由づけるのは実はおかしなことだ」

若い人が自由な発想で挑戦できる風土、その挑戦が称賛される社会 梅田氏の場合は企業の管理職層への絶望体験があり、それの反動として若年層賛美へと向かわせているフシがあるのだろうな。

個人的には若さ、経験なんてものはオプショナルなものにしか過ぎないと思うけど。

ってかさ、どっちかというとこっちのほうが大事な気がする。 おっさんが自由な発想で再挑戦できる風土

むしろ今必要なのは、そういった不甲斐ない子供達に見切りをつけ、おっさんが再挑戦できる風土ではないだろうか?数の上でも若者の比ではない、圧倒的多数だ。それこそ国家再建の要となるだろう。
若い奴より中高年雇うほうがはるかに難しい、というのが今までの常識。 かつては中高年の受け入れはその殆どが日銭稼ぎ系の仕事に限られてきた。 そこの部分すら突破しようとしてきている企業が増えてきているのはやや希望かな。

とりあえず公務員の受験資格の年齢枠制限の撤廃とかしてほしいなぁ。 民間でもそれに追随するところがさらに増えるんじゃないかな。