ぽかーん

「ソフトウェア開発」はほんとうに「モノ作り」ではないのか?

総括:システム開発の現状は家内制手工業である。しかし今後さらに工業化が加速する。自動車に巨大な工場があるように、システム開発のために今以上の巨大な開発ツールと知恵が生まれてくるのは間違いない。
ぽかーん。

なんつーのか、こういうアプローチって80年代がピークで以降は逆に衰退している気がするのだけども。

過去に比較して純粋に生産性が上がっているのは事実だけども、それ以上に導入できるリソースが切り詰められているからね。 新技術を導入して他の企業より高い生産性を確保するっていう手法も裏を返せば、他より早くそうすることができた、という時間差を利用した格差なわけだし。 時間差を利用した格差というのはあっという間に業界平均として慣らされるからね。

「ぽんぽん製造する」方向性としてはパッケージの広まり(OSSとか)っていうのがあると思うのでその点は否定しない。 ただ、開発プロセスの場合、人そのものが大きな要素となるので、プロセス自体の工場化っていうのは困難じゃないのか。 (技量による生産性の差が甚だしく大きい為、人員交換がきかない)