無気力学生
適応できない日本人たち ある意味熱血だね、と思った。
ってかさ、「この講義を選択した人には無条件で単位をあげます。ただしやる気のない人は出席しないで下さい」って言い切ればいいだけなのに。
大学教育の空洞化をめぐる議論については前々から問題になっていますが、結局「大学教育って何よ?」に誰もが納得する結論なんて出ていないのが現状なのじゃないのかな。
多くの大学教授についても「やりたい研究があるから残っている」「民間に就職する気がなかったのでここに残っている」「なんとなく」っていうのが多勢だと思うし、「教えたいから教授として残る」なんて思う人はそれこそ予備校の教師にでもなっているんじゃないかと。
しかしやはりあの日本人学生たちを見ていると無力感に襲われます。それを企業勤めの友人に言うと、「まだ精神的に子供だから、自分がなんの知識や技能も身につけないでいると、社会に出てとんでもないことになるのがわからないのじゃないか。」と言う。
採用面接とかで「授業になんて出なくても、大学以外の活動が重要」なんて平気で言ってしまう会社が普通にありますからね。
自分自身も今になって後悔するのは、時間をもっと有効に使って人脈を広げたり、ビジネスとか実体験を積めばよかった、ってことであり、もっとマジメに授業に出て勉強すればよかった、とかこれっぽっちも思ってないし。(人文系の学部だからかもしれないけど)
経営学とか学んでおけばよかったのかな。 いやそれも違うかも。 無学の人でも会社起業しようとする場合は色々と調べたりするわけだし、人って必要になれば放っておいても勉強するものだし。
id:fuku33さんはやる気のない人をどうこうとか考える前にこっちのほうが潔くていいなぁ。やる気のある人にいかにして必要なこと、多くのことを教えるかに
専念されたほうがよっぽど意味があると思うんだけどなぁ。