トヨタ、カイゼン帝国の野望

11/26のNHK特集は「トヨタカイゼン帝国の野望」だった。

タイトル、ウソだけど。内容的には大体そんな感じ。 期間工の話とか「全く」触れてなかったので(リコールには触れてた)、一面的な内容かもしれないのだが、それはさておき。 トヨタカイゼン魂、職人魂の伝達を以下に海外の工場へ伝達させていくか?というお話。 実際にはまだ現在進行形な部分もあるので、評価を下すのが難しいのだけども、海外工場の労働者にカイゼン精神を叩き込むロールプレイングや、熟練の日本人技術者が後進の外国人管理者に「マニュアル外の経験を伝えなきゃダメだ」とノウハウの伝達について語るシーンなど興味深いかった。 ってか、「そこまでやるのか」というトヨタの徹底振りが少し怖い。 逆に社への帰属意識がものすごく強くなければ、ここまでうまくはいかないのだろう。 (だから期間工とかはどう折り合いをつけているのかすごく気になる) 昇位の度にキャップのデザインが変わるらしく、それが労働者のモチベーション維持に一役買っているらしいのだが、多分他にもそういう仕掛けがあるのだろうな。 モチベーション維持させたいならプライドをくすぐるのがいいと以前から書いてはいるのだけども、今回のトヨタの場合は帽子なわけだけども、Web屋の場合はなんなのだろうね。