安定しつつ革新
エンジニアの進むべき道についてエジケンのブログを読んで考える
例えばそれはキャリアであったり収入であったり大手企業に所属しているというブランドであったりするわけだが、不確かな何かを目指すことでそれらは一時的には失われるかもしれないが、
いつものことなのだけども「大手企業に所属しつつ革新的なことをやればいいじゃん」と思うのだが、そいういうわけにはいかないのだろうか。
「大企業は生活は安定しているが好きなことは出来ない」
「ベンチャーは生活は不安定だが色んなチャレンジが出来る」
どうもこのような単純な二律背反が世間に浸透している気がして仕方がない。
「お金の多寡」の優劣だと勝負にならないので、「チャレンジ的施策」を前面に出すことでベンチャーの優位を煽ろうとしている。
ベンチャーだと企業体が小さいが故に、社内体制や業務スタイルに対して割と意見が通りやすいと考えられている部分もあるのかも。
ただ、社長のワンマン体質が全てを決定するベンチャーもあれば、事業部の独立性を相当高く認めている大企業もあるので一概には言えないのだろう。
そもそも「社内ベンチャー制度を利用したらいいじゃない」という理屈の前には、外部のベンチャーで働くという優位性など崩れてしまうと思うのだが。
個人的には「企業は金銭的余裕があれば、ある程度チャレンジを許してくれる」ものだと思っているので、お金に余裕のあるところで働くに越したことはないと思うのだが違うのかな。