かつて国民が豊かだった国

大多数が高給取りになれる豊かな社会の作り方を読んで、ふと色々考えてしまったのだが、「かつて国民が豊かだった国」といえば、サウジアラビアかなぁ。
莫大な石油資源を背景にした貿易黒字で、税金、公共サービスはタダ、低賃金労働者は外国人(サウジ人は賃金が高いので)という状態が続いていたらしい。

しかし近年状況は変わってくる。
サウジアラビア

だが、近年人口増加あまりに激しい為に状況が変わってしまったらしく、公共サービスの民営化及び受益者一部負担をとりいれたり、雇用のサウジ人化(労働者を外国人からサウジ人に切り替える)を図っているらしい。
・石油製品を中心とした貿易を行っており、300億〜400億ドルを超える大幅な貿易黒字を維持。ただし人口の急激な増加、王族の豪奢、経済問題に対する無策から、1人当たり国民所得は他の湾岸諸国と比べて低く、国民は徐々に貧困化の危機にさらされている。それが近年深刻な問題として受け止められている一方、王族の支出は増える一方で、国民の間における不満も大きい。

サウジアラビアの最近の動向と課題
日本は少子化が大きな問題となっているので、その状況とちょっと逆だな。