金満な未来

80年代、アメリカは製造産業から金融産業へ舵を切ったとらしい。
このように経済的に成熟した国家が投資主体の産業へとスイッチを切り替わるのは至極当たり前の話であり、日本もそうあるべきだという話がある。

ふと思ったのは、もし世界中の国々が等しく豊かになり、投資する対象・・・経済的フロンティアが地上から消えたらどうなるのだろう。
「利益」はステークホルダー同士の経済力の差から発生し得るものだと思うのだけども、それが均等になることはあるのだろうか。
そして、もしそうなるとしたらどういう状況になるのか。

それこそマルクス共産主義が現実となる?
そんな単純にはいかない気がするけど。

誰かにこの辺の未来小説を書いてくれないかな。
おそらく自分が生きている間はこんな風にはなりはしないが。