政治に興味を持つべき理由

「選挙権を放棄する」というライフハック
多分、ネタなんだろうけど。

「選挙権を放棄する意思」というのは別段否定はしないけど、「政治の流れ」を理解はしておいたほうがいいとは思う。
「政治の流れ」は「世の中の流れ」の基本ともなっている部分なので、「3年後はこうなる」「5年後はこうなる」という「これから自分の生活はどうなるのか?」という判断材料が増えるから。
自分自身も昔はあまり政治に関心がなく、選挙にもあまり行ってなかったのだけど、「システムは思想を反映する」というのを理解するにつれ、ぼちぼち行くようになった。

まぁ選挙特番とか見るようになると、ある程度「イベント」にコミットしたほうが楽しんで見れるのではないの?というのもあるのだけど。
ほんの1時間とか費やすだけで得られる参加感はコストとしては高くないとは個人的には思うし。
ただ、自分の場合、歩いて5分もしないところに投票所があるからかなぁ。
投票所が会社帰りとかすぐに行ける場所かどうかってのは大きいよね。

それから、会話のたしなみとして、「スポーツ」や「経済」を語れるように「政治」も語れたほうがいいのではないか、と思う。
というか、例えば、サッカー日本代表が勝とうが負けようが本質的には生活に影響してこないが・・・まぁ娯楽としてはひじょうに面白いのだけど・・・、「どういう主義主張が優勢か」とか、「どういう政策が通りそうなのか」というのはダイレクトに生活に響いてくるケースもあるので、あまり軽視すべきものではない。
そういったことを感覚的に理解している「大人」からすれば、「政治家ってバカばっかりですよね、だからオイラ何も期待しないし、政治にも興味ないです」という「無知を隠そうとしない態度」は、「そのシステムの中で生活する限り、システムの決定事項から逃れ得ないのは明白なのに、これから何が起こるのか知ろうとしないアホ」と軽く見られる可能性があるので。

まぁ本当に政治に興味がある人は日々リアルな行動を重ねる・・・なんらかの政治的意思を表明できる団体に参加したりして相当の時間を費やすのだろうけど、そこまでのパワーはないわ、今のところ。