書籍『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』読了

冬休みの課題図書を読み終わった。
というか、東洋経済で2007年度経済書ランキングをやっていて、第2位なので買ってよんできた。



「帝国化」、「金融化」、「二極化」をキーワードにグローバル経済の基本を語る。
ただし、サブプライムとその崩壊に触れることができなかった(というか上半期の出た本なので時期がずれている)のがなんとも残念かも。

上げ潮路線は国民生活向上には意味がない、とする。
先進国の経済成長率は収斂していくものだし、労働分配率は現状でも高止まりしているから、とか。

数字ばかりでよく分からない気もしたが、とにかく今のままだと未来はあまり明るくないというのはなんとなく伝わった。