賃金とか

【論説】 「小学生でも知ってる社会の真実、それは『人間の価値はカネのみで決まる』現実」…フリーライター・赤木氏

瑣末な話だけど、「賃金」という言葉を使うのはどうにも違和感がある。

賃金

賃金(ちんぎん)とは、名称のいかんを問わず、雇用契約における労働の対価として、使用者が労働者に支払うすべてのものをさす。労働基準法では通貨で直接支払う事と定められている。貨幣によるのが一般的。


収入の一つの形態が賃金である。
株の売買差益や土地のレンタル等で得たものは「不労収入」であり、厳密には「賃金」ではないはず。
ただ、「不労収入」も「賃金」も人によって見解は様々だろうが、そこで生み出されるオカネの質に違いはないはず。
・・・なんだけども、ギャンブルで稼いだお金は使いやすいとか、主観的にはどうやら質に違いがあるようで、それは微妙。

赤木氏は「オカネに人間の価値も収斂していく」みたいに言っているけど、まぁなかなかそうはならないよね。
ってかさ、「貰う側の論理」だろう、これって。
例えば、使用者が労働者を「価値付け」する場合のことを考えてみてもはっきりするのではないかしら。
「支払う側」からしてみれば「血筋、家柄、毛並み」が価値基準の一つとなりうるケースは依然として考えられるかもしれないが、「いくら所有しているか?」ということはあまり役には立たないだろうなぁ、とか。