天才とか

天才を発掘しても、日本では産業振興にはならない?
未踏の次にすべきこと
天才だから成功するわけじゃない

なんか色々思ったこと。

天才を発掘するだけじゃ事業が立ち上がらない理由は諸々あるが、突き詰めると雇用の流動性が低いことである。ユーザー企業に発注能力がないから、大手ベンダに丸投げしてサラリーマンとしてのリスクヘッジを行う。だからベンチャーが素晴らしい製品をつくっても販路は大手ベンダに依存せざるを得なかった。大手ベンダは簡単に首を切れないから、大企業が営業力で自社製品をごり押しするし、せっかくベンチャーの創った市場も収穫期に入ってから荒らすし、人材を飼い殺している。ベンチャーがそこそこ大きくなった時に優秀な管理者を中途採用することは難しい。消費者相手の商売は新参者でも平気だが、ベンチャーが大企業相手に技術を売ろうとすると不利な契約を押し付けられがちである。


とりあえず雇用の流動性銀の弾丸か?とは思った。
が、まぁ確かに成功している国は流動性が高いしなぁ。。。
(ただし失業率が高いとは限らない)

製品化は発明の10倍難しく、それを売って成功するのはさらに10倍難しい。
・・・なんて、あるけど、結局事業家との出会いサークルみたいにはならなかったってことか。

ただ、ニコニコ動画とSynvieみたいな話もあるわけだし、まぁゼロではないと思うのだけど、正直なところ、もう10年も経つのに知名度が異常に低すぎるというか、「分かる人だけ分かればいいよ」みたいな状態になっているのはどうにかならないのでしょうか。
こういう状態で「未踏ダメだろ」みたいな話になっても、「いやそもそも業界人であっても知られてないんじゃないの?」というのが正しいところな気がする。
せめてもうちょっとマジメに宣伝しようよ。