初心者の扱いについて

最もタメになる「初心者用言語」まとめ

やー素敵だなぁ。
SQLがないのが気になるけど。
・・・どちらかと言うと、最もタメになる「業務用言語」ってところか。

初心者向けの言語

VisualBasicやMSAccessは偉大だなぁ。。。
「誰でもすぐにでも作り始められること」を目指していたわけだしね。
最初にMSAccessに触った感想は、
「こんなに簡単にアプリケーションが作れるのに、なんで金払ってソフトハウスに頼むんだろ?自分で作ればいいのに」
いや、マジで簡単すぎてびっくりこいた。

いまでも多分MSAccessのリプレース案件とか微妙に残っていると思うのだけど、
そういう世界とかやっぱりダメダメに映っているのかしら?

ってかさ、

SIerキャリアパスを考えたらね、10年選手とかで「いまだに」プログラムをやっているようじゃダメなのよ、って文化があるのよ。
だから、そういう環境においてはプログラム能力を向上させ続けることに意味なんかないのよ。
初心者を集めても厳密なプログラムとレビューや検証計画で何とかなる・・・、工程で品質を維持するというのが、一つのやりかただったりする。
保守性はコードそのものへの依存は少なく、ドキュメントがあるかないか、とか。

Railsだって「楽しいから」ではなく、「生産性が上がる」が殺し文句になったわけで、「美しいコードを書ける」だけでは絶対に業界は飛びつかない。

問題提起だけで答えはないのだが、「自称初心者の撲滅」と「顧客のソフトウェア開発に対する意識向上」が鍵だと思う。


IT技術者って全国で確か48万人で、建設業界の次に多いのだとか。
多分ね、殆ど「自称初心者」だと思うんだけど。
「自称初心者」を外すとこの業界は回らないのではないかなぁ。
「自称初心者」も学んでいけばそれなりになるのだろうけど、その前にプログラマを卒業してしまうからね。

そもそも、48万人のうち30万人は別にプログラムは好きでもなんでもないと思う。
職責を感じているのでやりがいはありますよ。
でも休日までプログラムをする気にはなれませんよ、とかね。

で、恐ろしいのは、技術のトレンドはすごい勢いで変容しているのに、
「昔プログラマやっていたから概要は理解できている」という誤解が蔓延っているということか。
おそらくプログラミング技術ってクルマの運転技術みたいに考えられてるんじゃないのかね。
クルマが変わっても大体運転できるだろう、とかさ。