サンクコスト、住宅ローン、「勝っているという事実にすら気付かない」

ロスジェネとか雇用とか(一当事者として)
敗残兵から一言
読んでみた。

サンクコストの話じゃないけど、得られなかった事実にこだわり過ぎるとますます深みにはまるので難しいところ。

埋没費用(サンクコスト)

埋没費用の認識は難しい。なぜなら、埋没費用を認めるということは、すなわちそれまでに行った事業や投資などの失敗を認めることに他ならないからである。事業の撤退・縮小を行ったとしても回収できない費用とはどこまでのことを指すのか、一般的に言うことは困難である。


城繁幸みたいに会社での不満体験を職業として昇華させる方向もあるかもしれんが。
企業とやりあうことも否定しないが、バトルの為の時間コストがかかり過ぎるんだよね、という思い込みがあるので。
まぁ内部告発とかであれば、電話一本で済むからそれほどでもないのかな。

どうでもいい話だけど、たとえ企業内に内部告発の窓口を設置しても、そこをすっ飛ばして、いきなり公共の機関に行くというのはよくあることらしい。
匿名性がどこまで保たれているかとか、査定への悪影響とか、全然信頼されてないのね、おそらく。

ところで、

結婚と子作りを推奨し、独身非モテには飲み会で「sync君はまだ結婚しないの?」「営業○部の○○さんは独身だよ」とかひたすら結婚を推奨する言葉を掛けてきます。 結婚して、子供を作ったら、系列会社が斡旋するマンションか住宅に住まわせ、ローンもメインバンクから○○社向けローンを組ませます。 これで、辞めさせない仕組みにできあがり。こうなると社畜になるしかないんですよね。


「その人がどういう将来像を描きたいか」が優先されるのでアレだと思うけど、
信用度の高い会社にいる間に組めるローンは組んだほうがいいと思うよ。
下手な会社に在籍して組むよりかは優遇されるから。
退職前にマンションだけは買っておく、とか言う人も割と多いよ。

氷河期の猛吹雪にズダボロに引き裂かれた人々と、グングン成長して人生を謳歌した人たち

「戦って勝つか」「何もせずに負けるか」の二元論はどうもな。
「何もせずに勝っているという事実にすら気付いていない」というのがうらやましい。

労働組合など時代遅れだ。労働者のストライキなど絶望的に時代遅れの闘争手段なのだ。 現代では、現場の主戦力となっている有能なエンジニアたちの集団転職の方がはるかに、会社を恐怖のどん底に突き落とすリーサルウェポンなのだ。 企業より労働者の立場の方が弱いというのは、あくまで一般論でしかないどころか、一般論としてすら怪しいんだ。


微妙。。。
給与待遇の改善交渉に自分たちの進退を武器にしてうまくいった話ってあるんかいな。
給与以外(労働時間とか)ならまだなんとかなるかもしれないが。

ソフトウエアエンジニアの集団転職は間違いなく最強の武器

背任行為で訴えられないのかね、こういうのって。