猫の挨拶と存在証明とか
ご存じの通り(誰が?)、
ウチには一匹茶トラのネコがいて、
「よぉ」といえば「うにゃ」と返事をしてくれるわけなのですが。
以前、なんかの本で読んだけど、
この猫の「うにゃ」にどういう意思があるかと言えば、特に何もなくて、
「よぉ」とか「やぁ」とかその程度のものらしい。
えーと、つまりは、
「オレはお前の存在を把握しているよ」
という「認知」そのものが「うにゃ」の目的だったりする。
この「うにゃ」というのが企業社会においても実は重要で、
「相手の存在を意識している」というのがうまく作り出せる職場であれば、
まぁそこにいる人々も気持ちよく働けるのだろうなぁ、とぼんやり思う。
言葉が何を意味しているのかというのは特に重要ではなくて、
「東京タワー!」とか「南アルプス!」とか「ほげほげー!」とかまぁ何でもいいのだろうな。
ってか、ネットでもつぶやき系のサービスっていうのは割とあるわけだが、
「誰かがあなたの存在や声を認知している」というのがうまく演出できれば、
なかなか楽しいものになるのではないか、とふと思った。