解は幾つあるかとか

犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」

矢野さんは11日夜、「増田寛也総務相が来年度予算の概算要求に、ネット上の犯行予告を検知できるソフトの開発費を盛り込む。費用は数億円かかる」という内容の報道を見て、「インターネットの仕組みを使えば、0億円で数時間でできる」と考え、実際に1人で2時間で作ったという。


おそら大臣の周辺SIerは一つのやりかたでマジメに考え過ぎたが為に、
ウン億という見積りになってしまったのではないか、と。

予算ありき、が役所メソッドなのか?ってのはあるのだけど、
「犯罪防止を促進する為、ネット上の犯罪予告の高速検出を行う」
というもう少し抽象的な問いに接すれば、色んな解が出てくるハズ。

ってまぁあれだよ、王道の答えしか出せないSIerの責任は大きいと思うよ。
システムを作ること自体が目的化してしまってるんじゃないの?と邪推。

大きなSIerって考えが硬直化してしまってところが多いよね。
特にインターネットを技術領域として扱うのであれば、先進性の優劣は企業規模とは全く関係ない、
・・・むしろ大手より中小のほうが進んでいる部分が多いので、
もっと色んなところと付き合うべきだと思うのだけどね、どうなんだろ。