煩雑なシステムとか

まぁコンピュータシステムに限らず、
「制度設計」と呼ばれている全てに関わる話ですが、

八方美人的に各論を尊重し色んな意見やニーズに対応しようとすると、
システムが煩雑化し、
入り組んで入り組んでにっちもさっちもいかなくなる

で、
「それはできない」
と例外をはね続ける原理主義が正しいのかとも思うし

行政の仕組みが複雑怪奇になりがちなのもこれなんだろうなぁ

で、
初期と運用が切り離されていると複雑怪奇なシステムが作られる傾向が高くなる気がする
困るのは運用部隊なんだけど、
初期の設計部隊にはそこまでの当事者感覚はないだろうし

最近は初期+運用もやるってパターンが多いから、
初期開発フェーズでの各論・・・例外を生み出しそうなものはあまり取り入れないようにしてるんだよね
「とりあえず運用で様子見ようぜ」って感じで
走り出したら走り出したで「それいらんかったよね」みたいなことも多いし
シンプルに作っておけば、走りながらの変更も簡単だし短期で済むので、
「必要だけどできません」というようにヤバい問題に発展することもそうそうない
まぁあまりクリティカルではない、ほどほどの案件が多いってのもあるんだけど