長時間労働よくないねとか

またまた東洋経済ネタ。

今週は仕事術の特集だったのだけど、
自閉症の子とうつ病の妻を守りきった男の究極仕事術」

東レの元取締役の人の話なんだけど、
妻と子供のケアが結構大変だったらしく、
「いかにして短時間で成果を上げるか」っていうお話。

長時間労働よくないねというか。

「自分で時間外の時間を記入し、自ら所定の時間内では仕事が出来ないということを毎月表明していることであり、そこに羞恥心の欠如をみる。そのような部下を目の前にしながら、注意もせず、仕事の指導もせず、相談にも乗らない上司に責任意識の希薄を感ずる」
私みたいに家庭の事情で6時に帰らなければいけないとなったら、もう朝からスピードを上げるしかない。正午までには一日の半分の仕事をやらなければいけないわけだから、絶対に生産性が上がるに決まっている。私はやみくもに長時間労働をしている人には、生理的な嫌悪感すら覚える。


時間の使い方について。

つまり予定のうえでは10時間残っているとしても、会社には飛び込みの仕事が必ずある。上司に呼ばれるとか、突然の打ち合わせが始まるとかで、必ず7割は飛ぶと見ておくべきだ。だから、10時間残っている場合も、実質3時間しかないと思わなければならない。


あと、(よくある話なんだけど)仕事は中断されると効率が下がるということも書いてあって、
会議室や喫茶店へ行くなりして、誰にも中断されない時間を確保すべき、とか。
あと上司との関係について。
上司への報告は時間を決めてきっちりやっておけ、と。
最初は30分のアポが15分になり、そのうち10分ぐらいになっていく。

こうして必ず報告に行くようにすれば、上司は私のことを心配しなくなり、早く帰れるようになる。結局、なぜ皆が長時間労働を評価するかというと、仕事の結果をきちんと評価できていないから。やむをえず労働時間で評価して、残業したら成果が出たような気になっているのが実態ではないだろうか。


それから家庭の事情があっての話ではあるが、この視点すげー重要だと思うこと。

「健全な人だけで構成されているという前提で社会の基準が設定されているのはおかしい」