危機意識と脅しとか

「消費税と上げないと、社会福祉は破綻しますよ」ではなくて、
「消費税を上げると、社会福祉は安定しますよ」という言い方にならないのか。

どうもね、土曜日のNHKの討論番組見てみて気になったのは、
一部の論者に「ほげほげしないとダメになりますよ」と言った脅し的口調が多かったんじゃないのかな、とか。

「安定します」といった断定もできないのまぁ仕方ないかもしれん。
ってかね、社会福祉とかでも10年20年先を見越して設計するのも揺らぎが大きすぎて結構困難らしいよ。
だから随時修正していく必要あるんだと。

危機意識を持つのは大事だよね。
とは言っても、「ほげほげしないと死ぬぜ!」みたいな言動っていかにもエンジニアで、
それはそれであまり人の心に突き刺さって行かない気がする。
やってみてダメだったら変えればいいじゃん、ぐらいのスタンスでもよい気はするんだけど。

「なんとかしてくれる」という安心感はむしろ「フットワークの軽さ」から生まれるんじゃないのかね。
内需が拡大しないのも結局安心感がないからだろうに。