権限委譲とか

だらだら読んだよ。

人は変えられない、目標は伝わらない。
品川女子学院に学ぶチーム理論


権限委譲について、
絶対的な自信が必要とか、
そこまで敷居の高いものとは思わないなぁ。

「顧客を満足させて利益を確保すること」
「周囲の人間に無茶な負荷はかけないこと」
という簡単なルールさえ守れれば後はなんでもいいよ、
っていう思い切りがあれば、
権限委譲は簡単にできそうな気がする。

以前、行動経済学の本で読んだけど、
たとえ結果として受け入れなかったとしても、
話を聞くだけ聞くといった行為は、
相手の満足度を向上させるのに大いに役に立つらしい。
なんというか「話すだけで満足」という上司も結構多いと思うし、
自分みたいな自信なげなタイプは、
「オレですら言っていることが正しいかどうか分からんのに、なぜ丸々信用する?」
って不安にかられることもあるので、
いい感じで話半分に聞いておくという文化は大事かな、とも思う。
どのみちうまく行けば何も言わないわけだし、
「また何か言ってるよ」
ぐらいにしておけば問題ないかなぁ、とか。

それから、決裁権についてだけど、
クライアントの担当者がどの規模までの決裁権を持っているか、
把握しておくのは営業マンの重要な能力だと思う。