勉強会への参加とか暇とか

だらだら読んだ。

勉強会とかコミュニティ活動に参加できるのは、下請けに仕事を押しつけてるからじゃね
コミュニティ活動は暇だから出来る

勉強会へ参加する為に下請けに仕事を押し付けている、
という定義が成立するかどうかは微妙。
勉強会へ出ようが出まいが仕事を押し付けるときは押し付けるだろうし、
そういった定義自体は一般化しにくい。
「家族旅行に行けるのは下請けに仕事を押し付けているから」
「雑誌に寄稿できるのは下請けに仕事を押し付けているから」
「ブログなんて呑気なものを書けるのは下請けに仕事を押し付けているから」
まあ色々書けるよね。

ただ月100時間オーバーとかでひーひー言っている人がいるかと思うと、
暇だから参加できる、
という定義自体は当たっているといえば当たっているかと。
理想を言えば、
勉強会へ参加しようがしまいが、
各々の時間価値を高めて、
きちんと定時に帰れるような健全な職場を作り上げたいよね。
そういった健全化への目標は持っていて欲しいと思うし、
ガンガンいこうぜ」だと、長くはその企業では働けないと思う。

勉強会への参加だけど、
企業が個人のプライベートに口を挟むのはどうか?という気はするが、
できればそういうのには積極的に参加して、
高いレベルのスキルだったりトレンドを維持しようという文化は作り上げてほしいよね、とは思う。
押しつけの社内研修を企画するよりかは相当マシではあるし。
ってか、スキルやトレンドをあまり必要としない職場文化もあるにはあるけど、
それは個人的には嫌だなあ、と思う。

ところでスキルとトレンドって書き方をしたけど、
トレンドを掴むのが意外と大事で、
まぁ例えば、Rubyを大規模サイトに導入するかどうか迷っていて、
「結構あそことかこことか大規模でやってますよ」
という意見をRuby勉強会で聞けるのはありがたいとか、
「時代的にどのへんまでその技術を突っ込ませてOKか?」
といった情報は割と役に立つ。
勉強会が盛んになったのはここ最近のことだと思うし、
あまり盛んでなかった頃は「よいやりかた」というのは、
なかなか共有されず惨憺たる状況だったわけだが、
それでも世の中はそれなりに回っていたということを認めつつも、
そういったトレンドが共有されている一群がある一方で、
IT企業が孤高に戦うという立場を貫き通すのはなかなか厳しいものがある。
ってかさ、
技術者コミュニティが家電やAV機器の進化に大きな役割を果たすというのは昔からあったしね。