自動化とか

SIerに自動化が浸透しない話。

『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの新人研修』続き

本書で対象としているのはおそらくSIerとかだと思います。よく知らないけど。システム化を提案する立場の人が、自分自身の業務がシステム化、自動化されていないようでは、紺屋の白袴にもほどがあるんじゃないでしょうか。実際の現場ではさまざまざまな制約があってそういう風にもいかないのかもしれません。でも、何も知らない新人に対して「研修」の名の下に教えることとしては、もう少しちゃんとした開発方法を教えるべきです。それが開発に携わる先人としての義務でしょう。



青は藍より出でて

実証実験にはえらく金(スポンサー)と人手がかかるというのが一つの原因かなぁとか考えてみるのだが、スポンサーには困らないはずなんだよな、というか国(それが可能なスポンサーだろう?)は発注者として、そこまで踏み込んでみたらどうだろうか(でも、失敗した場合の追及され度が現行踏襲よりでかい、失敗を許さないシステムというシステムがあるためにそれが難しいのならば、まずそこからリストラクチャしなければならないのかも、とかも思う)。
人月だから自動化推進の動機付けが生じないんです。例えばスタロジの自動化技術を買うSIerっていないんですよ。理由が「自動化されると人月が減って売上が下がるから」。これマジ話。ここに工事進行基準(人月前提)が絡むともう…。



紺屋の白袴

って,はぶさんのコメントが的を射ているんだけどね。コンピュータの使用料が人件費より高かったウン十年まえならいざ知らず,今でも多くの人の手垢にまみれさせる事が高品質化の秘訣だと思ってるからナー。 ま,実際の話,ある程度の頭数が揃わないと商売にならないってのも分かるんだけど,ピンで売れない高技術者集団抱えてどうすんだって話もある。おっと話がそれた。:-P



まぁ相場を上げてくれる企業が存在するからこそ、
「相場の半分の費用を請求し、4分の1の費用で制作する」
というワザができるわけで。

新人研修に必要なことってなんだろね。
技術についての世界観の説明とかなのかね。