技術力の価値とか

なんだか似たような話なのでうすぼんやりと。

プログラミングファースト開発のアキレス腱

客がそれを安易だと勘違いして、安価だと思いやすい


プログラミングファーストの場合、最早だと打ち合わせのその場で動くものを見せたりする場合がある。客が分かっている人だと、その事にボーナスを出したりくれたりもするのだけど、残念ながら「あ、こんなに簡単に出来るんだ。じゃあ人月計算にこの打ち合わせの時間をかけた数字で支払いOK」と勘違いする客も少なくない。


技術力が高い人こそ、ビジネスモデルの良し悪しにもっと敏感になるべき

キリに成長の機会も与えずに「若いだけが取り柄の労働力」として派遣して使い捨てにする事業は当然非難されるべきですが、労働時間では測りしれない価値を持つはずのピンを人月換算してしまう事業もまた、非難されるべきではないでしょうか?人月ビジネスでは売上を増やすには人員を増やさざるを得ず、売上が拡大しても決して余裕は生まれません。いやそれどころか、どんどん仕事を片付けてくれる優秀な技術者にどんどん仕事が集中して、優秀な技術者ほど疲弊する、という理不尽なことも起り得ます。


「誰が作るか」ではなく、「何を作るか」に考え方をシフトしないとダメだよね。

メールフォーム作成の相場価格が1つ5万だとしたら、
別に経験1ヶ月の新人がやろうが、dankogai氏がやろうが、
5万は5万ということに変わりはないと思う。

ってことで、「何を作るか」すげー重要。

で、
仙石浩明CTO の日記: 技術力が高い人こそ、ビジネスモデルの良し悪しにもっと敏感になるべきのはてブ

問題は、その技術が必要とされる「前のステップ」を如何に乗り越えるか?だと思うが、考えがいのあるエントリー
同意。でも技術力が高いヒトは、ビジネスモデルについては言語化できなくてもいい。香りあるいは腐臭がわかれば。


ソリューションベースでビジネスモデル考えられる人ってなかなかいないよね。
目の前のお客にどう売るか?ってのは普通に思いつくけど、
どういう市場にぶつけるか?までいくとそうはなかなか。