ピアソン・エデュケーションから出ている『ソフトウェア要求管理』

読んだのは大分前だけど。
この頃はまだRationalはIBMに買収されてなかったし。

ソフトウェア要求管理―新世代の統一アプローチ

ピアソンエデュケーション

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かなーり方法論に踏み込んだ本。
問題領域のブレークダウン→ソリューション領域のブレークダウン
という一連の流れに対し、ことこまかに記述している。
で大事なのは、最近よく言われている「要求のトレーサビリティ」なんだなーということを実感する。

つーかね、一部でRUPとかイテレーション系開発手法が誤解されているような気もしますよ。
直したいという要求が入ったからといって、その期間内にムリにねじこめるものじゃないって。
実際には変更管理に相当気をつかう必要があるのよ、ほんと。
マジメにやるんであれば・・・、Excelで気合入れて対応するって手もあるけど、要求管理用のアプリケーションとか導入しなきゃあいけないんだし。